静かな子どもたち

 7日間ほど連続して皮下注射を受ける。左耳に3つ右耳に4つピアスをしてる若くて機械的なナースにおやゆびを中に入れてぎゅっと握ってください。と6回言われたことになる(1日だけは違うナースだった)。薬剤を注入されてる間、カーテンに仕切られた寝台に横たわって白い陽射しの映りこむ天井のパネルを見てると保健室にいるような気になる。制服を着たままで寝具に入るのはいつも違和感があった。
 1日ずつ右左交互に刺してもらい針痕も目立たずにいたが6日目だけがまずかったようで付近の皮膚がうっ血している。たぶん血管から漏れ出た血が皮下に溜まっているのだ。肘の内側の皮膚が紫とキミドリになっていて見苦しい事このうえない。しかし立ち眩みの頻度は減った。ところで立ち眩むとき視界は何色になりますか。自分は蛍光キミドリです。
 does/「修羅」好きです。刹那なセーラー服女子PVがかっこいい。からからとした声も良い。

誰かぼくに火をつけて燃やしてくれ

 たまに家の外で業者さんが草むしりをしてくれる。
 草むしりしてるのがわかったらだいたい家の中で気配を殺している。殺していたら5歳くらいの子どもが通りすがり、一人で作業中のおじさんに「こんにちは」と挨拶した。「こんにちは」と穏やかに返される言葉にはっとする。大人が周りに他の大人のいない、子どもと一対一の状況で話す時その話し方にその人の本性がでるような気がする。
 レジに並んでたとき前にいた3歳くらいの子と目が合う。笑みもせずじっと見ていたら子どものほうから目を逸らした。見てただけなんだけど視線が上からなので恐ろしかったかもしれない。

緩快

 今週はセクシー部長が無かった…。
 火曜日の楽しみはセクシーボイスアンドロボとセクシー部長(サラリーマンneo)です。
 雑誌は棄てられず溜まる一方なのでなるべく買わないようにしてるのですがHUGEはつい買ってしまいます。男性服誌で自分にとっての実用性はいっこもありゃしませんが写真がほのかにゴスでロマンチックなのでついつい。もう毎号買うようにしてしまおうかな。
 
 

すいすらら

  赤子のいるママと電話で話したら電話の向こうであうあうゆう声が聞こえて大変微笑ましい。
 選挙カーの害悪については言うまでも無いがアナウンス効果を狙ってか名を連呼してれば票が入ったりもするだろうという彼らの浅慮な策に思い及ぶと哀しくなってくる。哀しくなるのであまり走らせないでほしいです。
 最近好きなPV→アイドル/スパルタローカルズ(おっさんかっこいい)
         train /ケツメイシ(線かっこいい)
         紙飛行機/クロマニヨンズ(全員かっこいい)  
       

つかばしら

 飴は噛む。梅干しの種も噛み砕く。
 最近むしょうに噛みたい欲求を募らせています。するめやガムなどをぐにぐに噛みたいわけではなく硬いものを噛み砕きたいのです。普段は食べない煎餅などを買ってきてはがりがりぼりぼり噛んでます。食べたいというより噛みたくて。犬歯で噛み砕くのが気持ちよい。もっと硬いのも噛みたい。コーヒー豆(煎ったやつ)を見てるとすごく良さげに硬そうに思え口に入れたくなる自分が怖い。なんかミックスナッツとかにたまに入ってるすごく硬い種類のナッツ、あれとかひたすら噛み砕きたい。今ならくるみ割りもできそう、歯で。
 

あたりまえだのfire cracker

 強風で家が飛びそうな気がする。いやほんとに。
 花園ですが。寺島さんというか田中ちゃん良いです。「あたりまえだのクラッカー」、あれは絶対寺島氏のアドリブだと思う…。カウンターで話す航兄と田中ちゃん私はどうしても堺さん寺島さんと見てしまうのですが大人二人のしっとりした空気、に投げ込まれるちゃちい偽銃…。まあ、いいけども…。
 大人3兄弟が陽くんに真実を話すか否か揉めてた時の堺さんの惚けたような困り顔も無防備でときめきましたわでも今回の出色はなんといっても長男と末っ子の涙でしょう。あ末っ子が泣いた…と思ったら長男も泣いてた!表情が全く変わんなかったから初め泣いてたのわかんなかった!顔変えず涙だけ流すなんて視聴者を切ながらせて殺す気でしょうか堺さんー!
 陽くんが神社?で釈由美子の胸で泣いてるときに治兄の胸で泣く修兄!このドラマの男性陣はそろいもそろってかわゆすぎる!なんだその愛くるしさは!腹立つ!

どちらでもいい

 日曜に友人の結婚式を見に行った。
 親族だけの式が神社で行われるので衣装屋さんから神社までの道中を眺めさせてもらう。もともと美形の花嫁がその日またちょう可愛くて花婿もまあまあ可愛くて(ごめん)実に眼福。ほんとにもう花嫁が神社までの道を白無垢で歩き難そうにうつむきがちにゆっくり進む様子とか、先をスタスタ行く婿の目をかすめて攫ってしまいたいほど可憐でしたばい。
 図書館が三浦しをんの「人生激場」(かなり笑えた)あんた借りっぱなしでしょ借りたいって待ってる人いんだからとっとと返してよね!という(ちょっと誇張しています)ので返却に行く。ついでに一緒に借りてた単行本5冊、雑誌2冊も返すぜとてくてく持ってくがまあ重い。身長が5ミリは縮んだ気がするぞ身の縮む重いとはこのことか!(ちがう)と一歩一歩踏みしめつつ向かう。
 さて次は何借りるかと書棚をうろつくとアゴタ・クリストフの短編集発見。前に読んだやつかも…とぱらぱらめくるとページの間に紫がよぎる。ん?と戻ると花びらが挟んである。鮮やかな紫のパンジーと思しきひとひら(花には暗いので違うかも)。
 皆川博子の作品集を借りたときにページに人の皮膚のようなもの(…というかあきらかにかさぶた)がところどころ挟まっていて小説の妖しい内容と相まって戦慄を覚えたことを懐かしく思い出す。