cheerful gang

 サヴァラン食べたい。フォーク挿しただけでラム酒が滲み出るくらいにじゅくじゅくのやつを。
 湯に浸かりに行く。夜中に露天に入りしばらく呆ける。ちょうど一人分な石の浴槽で足を伸ばす。眼前には好きな椿の木。照明の落ちた館内を湯気を上げながら部屋まで戻る。暗がりで独り煙草を飲む人を見かける。