花も腐る昼

 夕刻に雷雨、そして停電。
 ライターで、探し出した蝋燭に火を灯す。アルコールランプも使えるが光量が少ない。危機感の足りない非日常感を楽しむ。ガス水道は生きているのでそのうち夕餉の支度を始める。ジャーが使えないがそのうち復旧すると見込んで米を研いで浸しておく。わずかの間だけ電気が復旧する。(その後、よろこんで電灯のヒモを引っ張って点けた途端に復た真っ暗に。私が電灯つけたせいで?とびびる。アホですから。)しばらくして本復旧。電力会社の人お疲れさまです。電気がじゃぶじゃぶ使えるありがたさを痛感。