空中魚群

 古川日出男/gift読了。
 短編集。最初の1編から「あれ、これはすごい面白いかも」と思い、すとんすとんと1話ずつ展開する世界の穴に落ちるように読んでいく。ベッドで寝転んで読んでいたけど読んでる間は自分はベッドにはいなくて、眩しい屋上だったり砂漠の街だったりに居る。そんな本。