べこ

 牛ホホ肉の煮込みがうまいという話のフレンチ屋に行ったがメニューに牛がなく、それでもパスタやらを美味しく食した。最後にマスターに「牛ホホはないのか」と訊くと「仕入れ先の北海道の業者から購入できる牛肉の量が減り、最近は頻繁に出せなくなった。この先の仕入れも未定なので入荷があったときのみメニューとして出すだろう」という話だった。
 これもアメリカ産牛肉の輸入停止の影響だろうか。今まで輸入してた分が入ってこなくなったら国内で流通する牛肉の絶対量も減るから、結果として国産牛肉も品薄になるのかもしれない。だからあのお店のメニューから牛ホホが消えたのかもしれない。
 それでもアメリカ産牛肉の輸入再開には反対だ。安全も確認できないような肉を食べる気にはならない。自分で買って食べる肉は気をつけてればいいが、外食や冷凍食品、調理済みの食品なんかに入ってる肉の産地なんかは確かめようがない。自分で調理した以外の肉を食べる時にいちいち米国産かも・・なんてどこか不安に思いながら食事をしたくない。だから根元の、国内に入る段階で止めて欲しい。
 日本でもBSEの牛がポツポツ見つかっている。(そしてそのニュースは扱いが段々小さくなってる。)
今は、BSEの可能性のある肉を検査し安全を確認した後に食べているのだ。