ローリング

 いしいしんじ「ぶらんこ乗り」を読む。
 この人の書く物語がすごく好きだ。すべてが起こりうる世界で自分のやり方で乗り切っていく人物達。冒険のような日常。弟の抱えてる寂しさがいいのです。最後ちょっと泣いた。
 玄関の前で、人を待ちながら夕涼み。風が強くて蚊がいない。月が光り始める。前の道を自転車の子が通る。ガラスのコップで麦茶を飲む。