旋風脚

 真珠郎が2時間ドラマであってた。
 タイトルだけ聞いて読みたく思っていた横溝氏の小説「真珠郎」。なんだかこう妄想をかきたてられる題じゃないですかはあはあ。耽美さと禍々しさを内包したこの題名からの幻妄だけでしばらく時間が潰せそうです。これが「健太郎」とかじゃこうはいかない。
 視聴したストーリーはオーソドックスな横溝節でした(老婆・洞窟・因果)。もうちょっとおどろおどろしい演出が良かったな(えらそう)。はやく原作も読んでみたいものです。