装置としての妖怪

 スタジオパーク京極夏彦
 動いてるよ京極氏(あたりまえだ)黒羽織に手甲だよー髪メッシュだよー、とまずはビジュアルで感動。なかなかTVに出ない方なので。しかしウブメを誰も読めんとはどういうこっちゃい、ファンでもなくてたまたまNHK来ただけで生で京極拝めてるんかい、ええのうあんたらラッキーじゃのう!とスタジオの外の客にめらっと嫉妬。
 言葉を生業にしている人だけに、インタビューするアナウンサーの言葉もいちいち的確な表現に言い換えたりしている。デフォルトは眉間に軽くしわを寄せた表情だがたまに見せる笑顔がなんだか見てはいけないものを見てしまったようでどきどきする。だって自分の中では京極夏彦仏頂面の京極堂だから笑顔なんて想像できんのです。本人は違うと言われてたが服装とか口調とかでどうしてもダブります。図書館のような書斎についての話のなかで、本はきちんと並べればかさばらないんです!(だったかな)と力強くおっしゃってました。
 姑獲鳥映画にちらっと出てるって。探すよー。