虫虫

 傘を持たずに出たら午には豪雨。
 仕方なくスコールの中を300mダッシュ。濡れないために走ったがそれは無理だと途中で気付く。そのまま走る。靴までびちゃびちゃだが濡れすぎるともう気持ちいい。雨の冷たさも気持ちいい。雷でもなればいい。全力疾走が続かず途中のガレージで休憩、でまた走る。腿が上がらない走りに体力の衰えを感じる。
 帰り着いて服は洗濯、鞄は干して自分は風呂。濡れた靴下を脱ぐときの開放感。